Category佐藤雅美 1/3

スポンサーサイト

  • Comment -
  • Trackback -

『千世と与一郎の関ヶ原』読了。

あとがきを読んだら「戦国ものでは,蜂須賀小六,細川幽斎,織田信長を手がけた」とある。佐藤さんの作品はほとんど読んだつもりだったが,シリーズものに目がいってこれらの歴史小説に気がつかなかった。だが待てよ,もしかして「蜂須賀小六」は・・・,やっぱり。『楼岸夢一定 蜂須賀小六』佐藤さんの作品だったんだ!もう10年以上前のはず。確かに読んだ。「歴史小説らしからぬ面白い文体だな」と感じたのをおぼえている。当...

  • Comment 0
  • Trackback 0

『千世と与一郎の関ヶ原』秀吉考

『千世と与一郎の関ヶ原』を読んでいる。まだ序盤なのでどんな関ヶ原になるのか今後次第だ。心配していたのは,関ヶ原のような歴史的ターニングポイントを題材としたときに,避けて通れないのが『司馬遼太郎』という怪物というか神というか・・・,歴史小説を書くうえでの最大の課題。これをどう克服したかどうか。いまのところ,司馬作品の二番煎じという印象はない。佐藤さんらしい軽快な文体が独自の雰囲気をつくっている。それ...

  • Comment 0
  • Trackback 0

佐藤雅美『千世と与一郎の関ヶ原』

佐藤さんは『縮尻鏡三郎』や『居眠り紋蔵』など肩のこらない,でも味のあるシリーズものが楽しみだが,長編にはスケールの大きい力作が並ぶ。『星雲遙かに~大内俊助の生涯』は半端な長さではなく,読むのにちょっとした覚悟のいる分厚さだったが,その長さを感じさせないおもしろさに一気に読んでしまった。この『千世と与一郎の関ヶ原』もかなりの分厚さ。でも出だしは快調だ。題材からいうと,これは時代小説というより歴史小説...

  • Comment 0
  • Trackback 0

佐藤雅美『たどりそこねた芭蕉の足跡』読了

佐藤さんの『たどりそこねた芭蕉の足跡』読了。佐藤さんの作品は,表題作以外にも『大盗人藤八と三人の爆睡』など,作品はもちろんだがそのタイトルも魅力的だ。表題作だけでいえば,このシリーズの『花輪茂十郎の特技』『縮尻』シリーズでは『首を切られにきたの御番所』『物書き』シリーズでは『向井帯刀の発心』などなど。佐藤さんのこの3つのシリーズは,法を忠実に守らなければならない役職。ところが桑山十兵衛の八州廻りと...

  • Comment 0
  • Trackback 0

佐藤雅美『たどりそこねた芭蕉の足跡~八州廻り桑山十兵衛』

佐藤さんの『たどりそこねた芭蕉の足跡~八州廻り桑山十兵衛』を読み始めた。このシリーズ第7作目。佐藤さんのシリーズで武士を主人公にしているのは他に『物書き同心居眠り紋蔵』と『縮尻鏡三郎』がある。紋蔵にしても鏡三郎にしてもそこそこ腕は立つが,刀を抜くことはない。八州廻りなどいかにも「法で裁けぬ悪を闇に紛れて成敗!」となる設定だが,十兵衛は紋蔵や鏡三郎同様しっかり法を守っている。そこがこの3つのシリーズ...

  • Comment 0
  • Trackback 0
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。