歴史小説はどれもこれも司馬作品の亜流? 『のぼうの城』や山本さんの『職人シリーズ』など、斬新だけど骨太な作品がもっと出てほしいな。
『軍師の門』読了。歴史小説は難しい。司馬作品と題材がかぶると二番煎じになるし、工夫を加えようとしたら伝奇小説になってしまう。そこをうまく書いたのが池宮さんの『島津奔る』と『遁げろ家康』だと思う。
池宮さんの『島津』と『家康』を読んだときは、これは司馬作品にはない面白さと斬新さがある。と拍手したものです。ところが2作とも司馬作品からの盗作を指摘され、結局筆を折ることに。ショックだったな~。
01月15日(日)11時53分|火坂雅志
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今年の年明けはなぜか気忙しく、読書の時間がとれなかった。そのため『軍師の門』はまだ上巻の半分も進んでいない。歴史小説を読むたびに感じるのは「どの小説も大なり小なり司馬作品の影響を受けている」いうこと。
読むにつれ『播磨灘物語』や『太閤記』とかぶってしまう。それにしても秀吉が「サル」なんて呼ばれた史料はないことははっきりしているのに、やっぱり「サル」って言ってる。これも司馬作品の影響? 恐るべし司馬遼太郎。
01月10日(火)11時49分|火坂雅志
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火坂雅志さんの『軍師の門』を読むことにした。火坂さんといえば『天地人』だが、私的には『虎の城』の方が大河ドラマで見たい気がする。
01月02日(月)11時46分|火坂雅志
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歴史小説にしては軽い感じだが、そのぶん3巻の長編を飽かずに読むことができた。
司馬遼太郎が伊達政宗を題材にした長編を書いていないことが幸いしたかもしれない。
もし書いていたら,どうしても見劣りしただろう。仕方ないけど・・・。
05月10日(火)19時08分|火坂雅志
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