『闘将伝小説立見尚』読了。最初から最後まで戦闘場面の連続。それを最後まで飽かせず読ませるのは、豊富な史料に裏付けされた史実性の高さがあるからだろう。でも、だからどうなんだ?って感じ。立見尚文という人の人物像が伝わってこなかった。
幕末の志士を描いたものとしては、司馬遼太郎の『燃えよ剣』があげられる。たしかに面白いが、心に沁みるのは無名ながら必死に生き抜いた人物を描いたもの。一番は浅田次郎さんの『壬生義士伝』だろう。
12月03日(土)11時26分|中村彰彦
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中村彰彦さんの『闘将伝 小説立見尚文』を読み始めた。中村さんといえば、一連の『保科正之』シリーズに代表される会津物だが、私のなかでは『落花は枝に還らすとも』が、一番印象に残る。
11月29日(火)11時24分|中村彰彦
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どれも味わい深い。最後の「馬之助奇譚」が切ない。ただ保科正之ができすぎに描かれている。まぁ中村さんだから当然と言えば当然だけど。
08月14日(日)09時29分|中村彰彦
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