Category志水辰夫 1/2

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『みのたけの春』読了

志水辰夫さんの『みのたけの春』読了。この作品の一番のすばらしさは『みのたけの春』というタイトル。まさにこの作品にこれ以上のタイトルはないだろう。骨太なのに細やかな筆致で情景を映し出し,何組かの親子・兄弟姉妹の生き方を通して,人はどう生きるべきなのかを考えさせてくれる作品。「毎年毎年繰り返されている春。それがいままた目の前にある。この風景のなかに,自分のすべてがあるといまでは思っている。すぎてみれば...

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登場人物を整理しながら

志水さんの『みのたけの春』中盤にさしかかりました。読みごたえ十分。幕末の激動の時代に片田舎に住むが故に,国事に奔走したいと血気にはやる若者たちがいるなか,病気の母を大切にしながらまさに「みのたけ」にふさわしい生き方をしようとする主人公に「春」が訪れるよう応援しています。いっぽうで不運な友との関係が今後主人公の人生にどのような影響を与えるのか心配にはなります。この作品の登場人物の数ですが今の時点で3...

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志水辰夫『青に候』読了

志水さんの『青に候』一気に読了。私は読みかけのページには栞やスピンを挟んだりせず,ページの下の角を少し折るのが癖になっている(悪い癖ですが)。その折り目がこの本にも何カ所か付いていた。ということはやはり以前読んでいたということが確定。一気に読んでしまうほどの面白い作品をおぼえていないとは,う~ん,よほど精神的に読書に集中できない時期だったのだろうか?「あっ読んだことある」とはっきり分かったのが,ラ...

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志水辰夫『青に候』再読?

どう思い返しても志水さんの『青に候』の印象がない。簡単な読書録をつけだしたのが22年の1月からだがそれにはのっていない。発行は平成21年10月1日発行となっているので発行直後に買ったのだろうか。それにしてもそんなに昔ではないのに・・・なぜ?『つばくろ越え』ほどの作品を書く志水さんが,全く記憶にも残らない作品を書くとは信じがたい。もしかして読んでないのでは? まさか書棚に置いたまま読んだつもりになっ...

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志水辰夫『つばくろ越え~蓬莱屋帳外控』読了

志水さんの『つばくろ越え~蓬莱屋帳外控』読了。実は『青に候』の印象が全くといっていいほど残っていなかったので,この作品も実はあまり期待していなかった。ところが,これが読みごたえ十分の作品だった。飛脚問屋蓬莱屋の飛脚たちや主人が登場するのだが,彼らを主役とするのではなく彼らと関わる人々の生き様を描いている。その描き方に志水さんの愛情が注ぎ込まれていて,4編とも心地よい読後感が得られた。それにしても,...

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