Category吉村昭 1/1

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吉村昭『暁の旅人』

吉村昭『暁の旅人』(講談社文庫)幕末から維新にかけて,日本の医学を発展させた医師,松本良順を描いた作品。私はもともと,歴史小説を読んでいましたが,司馬遼太郎氏の,いわゆる司馬史観に辟易し,藤沢周平氏の時代小説にはまるようになりました。吉村氏の作品は,時代小説でもない歴史小説でもない,史伝というジャンル。時代小説・・・史実のすき間にフィクションを織り込む。歴史小説・・・史料に基づいて歴史を語る。これ...

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吉村昭『雪の花』今どきの子どもたちに読ませたい

吉村さんの作品を初めて読んだのは,もうずいぶん前,『仮釈放』という作品でした。つらかった。人間って,ひとつ歯車が狂うと,自分の力ではどうしようもできない状態にまでなってしまうんだなって,読むほどにつらくなる作品でした。骨太の作品が多いですよね。読み手に強いメッセージを残してくれます。この『雪の花』綿密に史料を検証し,でも,平易に表現してくれていて,決して知識をひけらかすことのない作家魂を感じます。...

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