ブログトップ > アーカイブ - 2011年12月
今日から葉室麟さんの『秋月記』に。葉室さんの作品はまだ文庫化されているものが少なく、これまで読んだのは『乾山晩愁』と『銀漢の賦』だけ。どちらも良かったが特に『銀漢の賦』は時代小説の傑作の一つだろう。
12月30日(金)11時43分|葉室麟
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『アイスクリン強し』読了。前半はまるで面白くなかったのに、不思議なことに後半から俄然面白くなってきた。特に何が変わったわけではないのに、なぜだろう? もしかして本当は最初から面白かったのかも。
12月29日(木)11時42分|畠中恵
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畠中恵さんの『アイスクリン強し』を読み始めた。『若様組まいる』の続編。明治維新の東京の変容が描写されている作品で思い浮かぶのは、松井今朝子さんの『幕末あどれさん』のシリーズ。これは間違いなしの傑作。
『若様組まいる』は『あどれさん』よりも時代が少しあとになる。若様たちが新政府の巡査になるという設定の面白さに惹かれて読んだのだが…??? 続編の『アイスクリン強し』での挽回に期待。
12月24日(土)11時39分|畠中恵
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『闇の華』読了。どの作品も希望を感じさせてくれるラストが心地よい。もともとが悲劇的な結末は好きではなかったが、大震災の影響だろう、希望を感じさせてくれる作品を求めるようになってきた。
私の時代小説のスタートは山本周五郎。そして藤沢周平。では、次は? う~ん、それがなかなか。乙川さん? 共通点はたしかにあるし、筆力も十分。第1候補であることは間違いなし。でも、・・・まぁ、藤沢周平と比べること自体、酷だよな。
12月23日(金)11時36分|乙川優三郎
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『奇妙な賽銭』読了。このシリーズはどの作品も心暖まる読後感を与えてくれる。こういう読後感を得たいがためにいろいろと本を読みあさっているのだが、なかなか巡りあえない。
12月18日(日)11時34分|澤田ふじ子
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澤田ふじ子さんの『公事宿』シリーズ第18巻となる『奇妙な賽銭』を読んでいる。数を重ねるほど魅力が薄くなっていくシリーズ物が多いなかで、この『公事宿』シリーズはますます魅力アップ。
『公事宿』シリーズの良さは、菊太郎をはじめとした登場人物がお互いを気遣う優しさがさりげなく描かれていること。加えて人足や職人などが何気なく交わす会話から出てくる京ならではの情緒を感じさせてくれること。
12月15日(木)11時31分|澤田ふじ子
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『こいしり』読了。やはり畠中さんの作品はどうしても『しゃばけ』シリーズと比較してしまう。『しゃばけ』のような脇を固める登場人物の妙味が足りない。ボケと突っ込みがうまく噛み合ってないのが残念。
12月11日(日)11時30分|畠中恵
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畠中恵さんの『こいしり』を読み始めた。これは『まんまこと』シリーズ第2弾。畠中さんといえば、なんといっても『しゃばけ』シリーズだが、他の作品でも、頼りない主人公が登場し応援したくなる。
12月07日(水)11時28分|畠中恵
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『闘将伝小説立見尚』読了。最初から最後まで戦闘場面の連続。それを最後まで飽かせず読ませるのは、豊富な史料に裏付けされた史実性の高さがあるからだろう。でも、だからどうなんだ?って感じ。立見尚文という人の人物像が伝わってこなかった。
幕末の志士を描いたものとしては、司馬遼太郎の『燃えよ剣』があげられる。たしかに面白いが、心に沁みるのは無名ながら必死に生き抜いた人物を描いたもの。一番は浅田次郎さんの『壬生義士伝』だろう。
12月03日(土)11時26分|中村彰彦
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