今日も午前中出勤。午後から久しぶりに師匠のお宅へ。
元は仕事先の上司で5年前に定年退職。私が勝手に『園芸・木工・その他諸々』の弟子入りをしたのが20年ほど前。
その師匠,自宅は市内中心部にあるのだが,実家が郊外の旧家。
先祖伝来の家を保持しながら蔵を改造して,いわゆる『男の隠れ家』にしている。うらやましい!
ところがこの師匠,その隠れ家でじっとしていない。
30年も前から,自家の裏山に『つつじ』を植え続け,いまや公園と呼んでよいほどになっている。

先週が満開で,一番鮮やかな霧島という赤花はもう終わっていたのが残念。

けっこう急な斜面。道を造るところから始め,階段も。

こちらは山の反対側。

今年も苗木を100本ほど植えたらしい。
多趣味な人だが,何をするにも徹底している。到底かなわない。
「古文書を解読して出版する」
「面打ちに精魂傾ける」
「つつじの公園を作り続ける」
いつまでも夢を持ち続ける人生っていいよな。
04月29日(日)19時17分|地元情報
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きのうも休日出勤。夕方は土日おきまりの散歩。
お気に入りのコースは『武家屋敷通り』

全国各地にある有名な武家屋敷通りと違って,こじんまりとささやか。でもそのおかげで観光客もなく落ち着いた雰囲気です。
その通り沿いに,立派な長屋門のお屋敷があります。

その左側,かつては中間部屋だったのでしょうか,そこが『神楽』の面打ちの工房になっています。

左の脇に入り口があり「こんにちわ~」
入ると壁いっぱいに神楽のお面がずらり。

作業スペースはこのように。

この工房にお邪魔するようになったのは2年前。
散歩しながら「ここは何だろう?」と思うぐらいで,面打ち工房とは気づかなかったのですが,ある日覗いていたらフラフラッと入り込んでしまったのがきっかけ。
面打ち師のご主人は,子どもの頃から神楽に親しみ,若いときから独学で面を打っており,定年後にこの長屋門を借りて工房にしたそうです。
プロ級というよりも,すでにプロそのもの。
あちこちの神楽保存会や趣味の愛好者からの注文が多いと聞きました。
うらやましいライフワークです。
実はその時,大学生のうちの息子が大けがをした直後でした。
そこで,こういう本当に神楽を愛している人が打った面を飾れば,きっと厄払いになるのでは。と思い当たり制作をお願いすることに。
何のお面にしようか,と飾られている物のなかから選んだのが『恵比寿様』
きっと笑顔が幸せを運んでくれるだろうと。
注文から完成まで約2ヶ月。この期間が楽しみでたまりませんでした。散歩で通りかかる度にのぞき込んで「まだかな~」
そしてできあがったのがこちら。

玄関に飾っています。
昨年は娘が一人暮らしを始めるときに,でっかいストラップというぐらいのサイズの,こちらは『天手力男命』(あまのたぢからおのみこと)まぁ,いわゆる『鬼』を作ってもらいました。
そして今回は高校生の次男のために『猿田彦命』(さるたひこのみこと)いわゆる『天狗』
こちらは手のひらサイズで,でもしっかり板に付けて飾れるようにお願いしました。
できあがりまで1ヶ月とのこと。楽しみです。
ちなみにお値段は玄関に飾ってあるものが6~8万円程度。
手のひらサイズで8千円程度。ストラップタイプが2千円。
お好みでいろんなサイズに対応してくれます。
04月29日(日)14時02分|地元情報
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