ということで行った先は映画館。
なんと私の町には映画館がないんです。一番近いところで車で40分。
今回は他に寄りたいところもあったので,ちょっと足を延ばして1時間の映画館へ。
見たのは『宇宙兄弟』
漫画が原作で,しかもイケメン俳優が登場するという,私一人ならまず見ることのないジャンル。
しかし今回も家内のお供。否応なしに見ることに。
ところが,これがけっこうおもしろい。
劇中に過去のアポロ計画などのシーンが登場するのですが,これが懐かしかった。
アポロ11号の月面着陸の時,私は小学生。世界中がテレビに釘付けになりましたね。
「月面歩行」「無重力」「同時通訳」など,真似をして遊んだものです。
翌年の大阪万博では『月の石』を見るために2時間以上も並びました。
あのころの子どもたちの夢は『宇宙飛行士』
そしてこの映画のキャッチコピーは「夢の続きを,始めよう」
宇宙飛行士の夢はともかく,そっかー,夢の続きかぁ・・・。
ところで,ロケット打ち上げのシーンで,アメリカ人の老人が登場。
渋い演技で「あのでかいロケットを打ち上げる動力は“人間の魂”だ」と言うシーンがありましたが,
この人はだれだろう,ただものじゃないぞ,と思ったら,
最後のやはりロケット打ち上げシーン。その時この老人のデッキチェアの背もたれに
『Buzz Aldrin』の文字が。

やっぱりそうか。アームストロングでなけりゃオルドリンだと思ったんだ!
でも家内に言っても「だれ?」
そっかー,男の子と女の子では,かつて見た『夢』が違うんだ。