杜甫や菅原道真の作品にも出ているようです。
意味は「秋の頃の物思い」「秋に感じるものさびしい思い」
この『居眠り磐音江戸双紙』シリーズ。
今回がなんと第39巻。
『剣客商売』16巻,『鬼平』24巻。池波さんが長命されたとしてもそこまではいかなかったでしょう。
いくらピークを過ぎて惰性で読んでいるといっても,そう考えればたいしたモンですよ。
第1巻が2002年。今年でちょうど10年。
同じように物語のほうも,スタートが1772年。
今回の場面がちょうど10年たった1782年。
年表で調べると,
宿敵田沼意次の息子田沼意知の暗殺が1784年。
そして田沼意次失脚が1786年。
つまりあと4年。
ということは,この『磐音』シリーズは,4年後の2016年に完結!
まあ,ゴールが見えてれば,なんとか読み続けられるかな。