裏稼業的な暗殺が多い。
チャンバラシーンがくどい。
あまりに非現実的
という理由なんですが,
今回の新シリーズはどうだろう?
期待と不安半々という感じで読みました。
暗殺されそうになった御国御前(側室)と幼い姫君を救った食事係の三男坊が,江戸で甘味屋を開きつつ2人を守っていくという設定。
国許からの刺客や同業者の嫌がらせなど,まあいろいろと事が起こります。
これだけなら,ふ~ん,で終わりなんですが,
いいキャラを出しているのが,お姫様。
「芦田愛菜」ちゃんみたいに可愛くないのがいいんですよ。
この作品の生命線は,この姫様ですね。
まぁ,暇つぶしに読むのにはちょうどいい,と言ってしまえばそれまでなんですが…。
でも,暇つぶしにもならない本が多すぎるんだよな~。