
ここは大分県日田(ひた)市のはずれ。
小鹿田(おんた)焼の里

山あいの小さな集落です。
ここには300年前からの窯元が10軒。

小鹿田焼の窯元は代々長子相続で技術を伝え、
弟子を取らなかったため、
開窯以来の伝統的な技法がよく保存されているそうです。

現在の10軒の窯元も、全てが開窯時から続いていて,
共同で土採りを行ったり、
作品に個人銘を入れることを慎むなど、
小鹿田焼の品質やイメージを守る取り組みを行っています。

何カ所かに見られる登り窯。
これも共同で使っています。
そしてこれは,「唐臼(からうす)」

ししおどしのように受け皿に溜まった水が
受け皿ごと落ちる反動によって陶土を挽いてるんです。
この音がいいんですよね~。

300年間守り続けられた文様。
窯元の1軒に入って・・・,

奥方さまが物色中。
いちおう,茶道を習ってますから。

歩くだけで癒される「小鹿田焼の里」
そして,おみやげは,

お茶碗とコーヒーカップ。

作り手の温かさが伝わってきそう。