1回目は地元ハナ市のコースだったけど、

今回は、豊後大野市から竹田市までの、奥豊後コース。
なんだか大人の遠足みたいだね。

最初の訪問(休憩)場所は、おんせん県有数の
もみじの名所、用作公園(ゆうじゃく)公園。

ご家老様の庭園だったらしいよ。
でも、紅葉にはまだまだ。残念。

代わりに人気を集めてたのが、
ミニチュアシュナイザーの三つ子君たち。

三つ子君たちに癒やされたあとは、
ただひたすら山道を歩くのみ。

んっ、あれは・・・・、憎っくきカラスウリではないか!

まだ小学校に上がる前だったと思う。
近所の兄ちゃん(小学校高学年くらい)が取ってきて、
僕に・・・・、これ美味しいぞ、お前にやるよ。
パクっ! 死ぬほど苦かった!
そんな思い出にふけりながら歩き続けて
磨崖仏の普光寺に到着。

ここで、おにぎりと豚汁の昼食をいただいたあと、
次の目的地に向け歩を進めていると
ゴーゴー急流の水音が聞こえてきたではないか。

岩の間を流れてるように見えるけど、
この岩は、9万年前の阿蘇山の大噴火で
発生した火砕流の跡なんだよ。

その火砕流が冷えるときに
縦にひび割れができてこんな形になったんだ。
さて、ここからだよ。ここからが登りばっかり。
めちゃくちゃきついんですけど。

なんだか石垣みたいなのが見えてきたんだけど。
おいおい、転落注意なんて、俺の人生か?

大腿筋に非情なムチを入れながら・・・、
やっと着いた、岡城だよ。岡城の裏門だよ。
滝廉太郎の『荒城の月』のお城。

何度か来てるけど、これまでは大手門を登ってきてたんだよ。
でも、戦国時代は大手門と裏門が逆だったんだ。
今日登った険しい門が、当時は大手門だったんだね。
徹底して守りを固めた大将は、岡田監督だったんだ。

昔、島津の軍勢がこの石垣を登ろうとして
失敗したらしい。そりゃそうだろ、無理だろ、
登らんでもわかるわい!

滝廉太郎は、23歳の若さで結核のため死去。
「荒城の月」は21歳のときの作。
他に 「花」「お正月」「鳩ぽっぽ」「雪やこんこん」 など。

下城後は、その廉太郎の生家などを巡って、
ついに・・・・、ゴォーーーール! きつかったぁ~~。

豊後竹田駅のすぐそばの市営温泉、花水木。
温泉がゴールなんて、さすがおんせん県!

温泉に浸ったあと、電車で出発地の
朝地駅に戻って、車でトコトコ無事ご帰還。

晩御飯は、今シーズン初の赤から鍋。
来週は地元ハナ市でのオルレだよ。