澤田ふじ子さんの『公事宿』シリーズ第18巻となる『奇妙な賽銭』を読んでいる。数を重ねるほど魅力が薄くなっていくシリーズ物が多いなかで、この『公事宿』シリーズはますます魅力アップ。
『公事宿』シリーズの良さは、菊太郎をはじめとした登場人物がお互いを気遣う優しさがさりげなく描かれていること。加えて人足や職人などが何気なく交わす会話から出てくる京ならではの情緒を感じさせてくれること。
12月15日(木)11時31分|澤田ふじ子
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