
このお宅,どなたのかというと・・・,
このお方の。

そう,福沢諭吉先生が若き日々をすごしたお家なんです。
中津藩大阪蔵屋敷で生まれますが,父が亡くなったため,
1歳半で中津に帰り,19歳まで過ごします。

下級藩士の質素な造りです。
でも,我が酒席家老邸より広いような気が・・・。

まあ私も,下級藩士ですからね。
となりには福沢記念館があります。

これは,諭吉が緒方洪庵の適塾に入門したときの署名。
昔の人は達筆ですよね。

おやっ,奥方さまは何に見入ってるんですか?
「学問のすゝめ」ですか!
学ぶか学ばないかによって・・・。なるほど。

だからその昔,私の二度と帰らぬ18の春・・・・。
先生の門下生にしてもらえなかったんですね。